プロヴァンスの生地~代官山蚤の市にて

パリの人気エリア、マレをイメージした代官山蚤の市へ。
11月とは思えぬ暑さと熱気と密を避けて、木陰でブースを構える、比較的空いていた
vintage の洋服を取り扱っているブースへ立ち寄ると
南フランスのソレイヤードともとれる生地を用いたスカートが目に飛びこみました。
vintageの洋服は着るというよりは生地の貴重性やデザインに魅せられ資料として購入することが多いのです。

ブースのオーナー女性 「全てフランスに行って買い付けているの。でも今はコロナで行けないけれど。あ、これは南フランスのブランドよ」

私 「プロヴァンスのソレイヤードに似ているよね。でもインドの更紗にも似ているね。」

オーナ女性 「ソレイヤードも元々はインドの更紗が原型だから。デッドストックだから綺麗でしょ。私はコンディションにこだわっているの。」

そんな会話を楽しむのも蚤の市の醍醐味。購入することにしました。

家に戻りタグを調べてみると、布にまつわる壮大なストーリがわかったのです。

【Les indiennes de de Nimes 】について

古くからの純プロヴァンス産生地メーカーです。
16 世紀末に、最初の「染色」生地(更紗)がインドから交易路経由で輸入され、プロヴァンスに到着しました。このプリント生地は大人気となったため、
17 世紀の後半、プロヴァンスでの製造が始まりました。

当時のフランスといえば無地のゴワゴワしたリネンしかなかったのです。

インド更紗に見られる様な美しい色彩のプリント柄、コットンは大人気となりましたが、ルイ14世時代に生産を禁止されました。
その理由は王室が経営する分厚い織物生地メーカーの競争相手となったためです。

その後解禁されるまでの苦難を乗り越えて現在は南フランスの伝統的な生地となっているのです。

そして現在ヨーロッパで美しいコットン生地が現存するのは全てインド更紗がオリジナルとなっているのです。
同様にソレイヤードも同じ背景を持っています。

ストーリーがわかるとちょっと着てみたくもなりました。

正真正銘のフランス産の生地、made in France .

 

次は来年の春。私と一緒に蚤の市を巡ってみませんか。
お買い物のコツや店主との交渉等アドバイスいたします。

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